カリキュラムの特徴
「型なしではダメだけど、型通りでもダメ」をモットーに、まずはワークショップデザインを型として学びます。他者との協働をベースに実践・省察・概念化を繰り返し、その上で、自分なりの型を見つけていきます。
- ワークショップを
ワークショップで学ぶ - 多様なバックグラウンドの大人がグループになり、ワークショップをつくるというひとつの目的に向かって学んでいきます。他者と学びを共有することで、視点を広げたり、自分の当たり前に気づいたり、協働的な学びから、ワークショップの本質を探ります。
- ていねいな省察から学ぶ
- オンライン・オフラインともに、自分の体験したことをていねいに省察することから学ぶスタイルを基本としています。素直に感じたこと、他者の視点から見えたこと、分析的に捉えることなど、学びの段階、内容に合った多様な手法での省察から、自分なりの学びを獲得できます。
- 2回繰り返すことで学ぶ
- 「ワークショップの体験・企画・実践・省察」を2回繰り返すことで、経験を通じた「納得解」を導きだします。学んだ知識を経験と結びつけ、1回目の経験を2回目に活かしていくことで多角的に知識を捉え、実際に使ってみることを通して学びの深まりを体感できます。
学びの場の特徴
多彩な講師陣
理論的知識を提供する大学教授から、経験をベースに
アドバイスを行う実践家まで、専門分野や領域も
多種多彩な講師陣が学びをサポートします。
苅宿 俊文
青山学院大学社会情報学部教授。Ph.D.(Ed)
ワークショップに代表される協働的な学習を実践的に研究している。特に学校教育で展開されているアート系ワークショップの調査研究をしている。
専門は、学習コミュニティデザイン論、学習環境デザイン論、教育工学。 リアルコミュニケーションツール「Vitamin Happyビタハピ」や「逆転時間ワークショップ」などでグッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞。著書には「ワークショップと学び」(編)[全3巻](東京大学出版会)など多数。
佐伯 胖
慶應義塾大学工学管理工学科卒業、同大学院管理工学専攻修士課程修了後、米国ワシントン大学大学院心理学専攻に入学、1970年同博士課程修了(Ph. D.)
1971年4月より東京理科大学理工学部助教授、1981年4月より東京大学教育学部助教授、同教授を経て2000年3月に東京大学を定年退官し、東京大学名誉教授となる。同年4月より青山学院大学文学部教育学科教授、2008年4月より、同社会情報学部教授、2013年3月に退職し、青山学院大学名誉教授となる。2012年4月より公益社団法人信濃教育会教育研究所所長、2015年4月より田園調布学園大学大学院人間学研究科子ども人間学専攻教授を兼任し現在に至る。
主著:『幼児教育へのいざない』東京大学出版会2001年、『共感—育ち合う保育のなかで』(編著)ミネルヴァ書房2007年、『ワークショップと学び』(編著)[全3巻]東京大学出版会2012年、『子どもを「人間としてみる」ということ』(編著)ミネルヴァ書房2013年、『「子どもがケアする世界」をケアする』(編著)ミネルヴァ書房2017年、『ビデオによるリフレクション入門』(編著)東京大学出版会2018年、など。
平田 オリザ
劇作家・演出家・青年団主宰。
こまばアゴラ劇場支配人。1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)で、AICT評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス国文化省よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエ受勲。
東京藝術大学社会連携センター特任教授、大阪大学客員教授、四国学院大学学長特別補佐、(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事長、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマネージャー、BeSeTo演劇祭日本委員会委員長、日本劇作家協会副会長、日本演劇学会理事、(財)地域創造理事、東京芸術文化評議会評議員、文部科学省コミュニケーション教育推進会議委員(座長)。
中尾根 美沙子
青山学院大学社会情報学部プロジェクト准教授/ワークショップデザイナー育成プログラム プロデューサー・講師
NPO学習環境デザイン工房のスタッフとして、学校やミュージアムにてワークショップの企画・運営を多数実施。2008年より、ワークショップデザイナー育成プログラムの立ち上げに携わり、プロデューサーとしてカリキュラム設計、eラーニング 制作を行っているかたわら、ワークショップ、インストラクショナルデザインの研究に携わる。その他リアルコミュニケーションツールの開発にも関わり、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞など多数受賞。
著書には、「ワークショップと学び」2,3巻(共著)など。
渡邊 明
青山学院大学社会情報学部プロジェクト准教授/専門統計調査士/GCDF-Japanキャリアカウンセラー
修士研究を通じて、社会人の学び直しに興味を持ち、ワークショップ形式でビジネススキルを学ぶ場を主宰。
現在、チーターデジタル株式会社でマーケティングデータアナリストとして勤務し、個人でマーケティングコンサルティングを行う。
K.I.T.虎ノ門大学院 ビジネスアーキテクト専攻修了 修士(経営情報)
井上 愉可里
青山学院大学社会情報学研究所特別研究員/ワークショップデザイナー育成プログラム事務局スタッフ
合同会社デジタルポケット デザイナー・ファシリテーター/ワークショップデザイナー
武蔵野美術大学にて空間演出デザインを専攻。グラフィックデザイナーとしてデザイン事務所に10年勤務後、創造・表現の場づくりに興味を持ち、以来NPOなどで子ども向けワークショップの企画開発・講師を務める。現在は合同会社デジタルポケットで、プログラミング言語「ビスケット」の開発・普及を行っている。
著書「ビスケットであそぼう」(2017年、翔泳社)、「できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門」(2017年、インプレス社)
講師一覧
- 新井 英夫
- ダンス アーティスト/体奏家
- 内山 厳
- G office 代表/青山学院大学 客員准教授/演劇家/HRDコンサルタント
- 鵜川 洋明
- ミラクカンパニー株式会社代表取締役
- 小島 潤子
- ワークショップデザイナー/フリーランス研修講師
- 田野 邦彦
- 演出家/ワークショップデザイナー/洗足学園音楽大学ミュージカルコース 准教授
- 武田 信彦
- うさぎママのパトロール教室主宰・安全インストラクター
- 井澤 友郭
- こども国連環境会議推進協会事務局長/聖心女子大学グローバル共生研究所客員研究員
- 安斎 聡子
- 青山学院大学コミュニティ人間科学部 准教授
- 他多数
オンデマンド授業講師
- 西村 勇哉
- NPO法人ミラツク代表理事
- 坂倉 杏介
- 東京都市大学都市生活学部准教授
- 大月 ヒロ子
- ミュージアム・エデュケーション・プランナー。
- 堀 公俊
- 組織コンサルタント
- 増村 岳史
- アート・アンド・ロジック株式会社 取締役社長
- 山口 覚
- 津屋崎ブランチ代表/慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
- タキザワ ケイタ インクルーシブデザイナー・サービスデザイナー/筑波大学 大学院 非常勤講師
- 他多数
異分野の人と学ぶ
こんな人が受講しています
地域教育や学校支援にボランティアなどで関わっている方、
芸術家、教育やアートに関連している
行政・企業・公益法人・NPOなど関係団体の職員、
企業のCSRや研修の担当者、
その他対人サービスを担当している方など、広く対象としています。
企業人事・研修講師、公務員、アーティスト、学校教員、
医者、看護師、役者など、様々なフィールドや専門性を
持った人が集まるからこそ、できる学びあります。
地域教育や学校支援にボランティアなどで関わっている方、芸術家、教育やアートに関連している行政・企業・公益法人・NPOなど関係団体の職員、企業のCSRや研修の担当者、その他対人サービスを担当している方など、広く対象としています。企業人事・研修講師、公務員、アーティスト、学校教員、医者、看護師、役者など、様々なフィールドや専門性を持った人が集まるからこそ、できる学びあります。
大学で学ぶ