カリキュラムの特徴
「型なしではダメだけど、型通りでもダメ」をモットーに、まずはワークショップデザインを型として学びます。他者との協働をベースに実践・省察・概念化を繰り返し、その上で、自分なりの型を見つけていきます。
- ワークショップを
ワークショップで学ぶ - 多様なバックグラウンドの大人がグループになり、ワークショップをつくるというひとつの目的に向かって学んでいきます。他者と学びを共有することで、視点を広げたり、自分の当たり前に気づいたり、協働的な学びから、ワークショップの本質を探ります。
- ていねいな省察から学ぶ
- オンライン・オフラインともに、自分の体験したことをていねいに省察することから学ぶスタイルを基本としています。素直に感じたこと、他者の視点から見えたこと、分析的に捉えることなど、学びの段階、内容に合った多様な手法での省察から、自分なりの学びを獲得できます。
- 2回繰り返すことで学ぶ
- 「ワークショップの体験・企画・実践・省察」を2回繰り返すことで、経験を通じた「納得解」を導きだします。学んだ知識を経験と結びつけ、1回目の経験を2回目に活かしていくことで多角的に知識を捉え、実際に使ってみることを通して学びの深まりを体感できます。
学びの場の特徴
多彩な講師陣・ファシリテーター
理論的知識を提供する大学教授から、経験をベースに
アドバイスを行う実践家まで、専門分野や領域も
多種多彩な講師陣・ファシリテーターが学びをサポートします。
苅宿 俊文
青山学院大学社会情報学部教授。Ph.D.(Ed)
ワークショップに代表される協働的な学習を実践的に研究している。特に学校教育で展開されているアート系ワークショップの調査研究をしている。
専門は、学習コミュニティデザイン論、学習環境デザイン論、教育工学。 リアルコミュニケーションツール「Vitamin Happyビタハピ」や「逆転時間ワークショップ」などでグッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞。著書には「ワークショップと学び」(編)[全3巻](東京大学出版会)など多数。
中尾根 美沙子
青山学院大学社会情報学部プロジェクト准教授/ワークショップデザイナー育成プログラム 事務局長
NPO学習環境デザイン工房のスタッフとして、学校やミュージアムにてワークショップの企画・運営を多数実施。2008年より、ワークショップデザイナー育成プログラムの立ち上げに携わり、講師、カリキュラム設計、オンデマンド教材制作を行っているかたわら、ワークショップ、インストラクショナルデザインの研究に携わる。その他リアルコミュニケーションツールの開発にも関わり、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞など多数受賞。著書には、「ワークショップと学び」2,3巻(共著)など。
佐伯 胖
慶應義塾大学工学管理工学科卒業、同大学院管理工学専攻修士課程修了後、米国ワシントン大学大学院心理学専攻に入学、1970年同博士課程修了(Ph. D.)1971年4月より東京理科大学理工学部助教授、1981年4月より東京大学教育学部助教授、同教授を経て2000年3月に東京大学を定年退官し、東京大学名誉教授となる。同年4月より青山学院大学文学部教育学科教授、2008年4月より、同社会情報学部教授、2013年3月に退職し、青山学院大学名誉教授となる。2012年4月より公益社団法人信濃教育会教育研究所所長、2015年4月より田園調布学園大学大学院人間学研究科子ども人間学専攻教授、2021年3月退職。
主著:『幼児教育へのいざない』東京大学出版会2001年、『共感—育ち合う保育のなかで』(編著)ミネルヴァ書房2007年、『ワークショップと学び』(編著)[全3巻]東京大学出版会2012年、『子どもを「人間としてみる」ということ』(編著)ミネルヴァ書房2013年、『「子どもがケアする世界」をケアする』(編著)ミネルヴァ書房2017年、『ビデオによるリフレクション入門』(編著)東京大学出版会2018年、など。
平田 オリザ
劇作家・演出家・青年団主宰。
こまばアゴラ劇場支配人。1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)で、AICT評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス国文化省よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエ受勲。
東京藝術大学社会連携センター特任教授、大阪大学客員教授、四国学院大学学長特別補佐、(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事長、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマネージャー、BeSeTo演劇祭日本委員会委員長、日本劇作家協会副会長、日本演劇学会理事、(財)地域創造理事、東京芸術文化評議会評議員、文部科学省コミュニケーション教育推進会議委員(座長)。
内山 厳
青山学院大学社会情報学部プロジェクト教授/G office 代表
1969年東京都生まれ。学生時代より俳優活動を始め、1995年に初舞台、2003年に初演出。HB Studio(New York)で演技技術を、RADA(London)で シェイクスピア演技を学ぶ。自身の活動のほか、子どもから大人までの演技や表現の指導にも携わる。また演劇活動と並行して、1997年より大学や企業研修の講師として活動を始める。 現在、官公庁や大手企業を中心に若手から管理職まで幅広い対象者に向けて、主にワークショップ型の研修を提供している。
鵜川 洋明
青山学院大学社会情報学部プロジェクト教授/ミラクカンパニー株式会社代表取締役
1996年株式会社ファンケル入社、直営店舗の企画、業態開発、新規出店、運営統括、銀座ファンケルスクエア館長等を歴任。複数の業態を開発し、全国181店の展開および約1500名の店舗スタッフを抱える直営店舗網の運営マネジメント全般を担う。2013年同社の体制変更に伴い、全社教育部門の要職のオファーを受けるも、「これからは個として幅広く自由に個人や企業と関わりあいながら新しい働きかたを模索したい」との思いから同社を退社。ミラクカンパニー株式会社設立 http://www.meraq.net/
編集工学やコーチング等の手法に、U理論やサイコシンセシス等を融合・再編集した独自のビジョンメイキングやキャリアデザインノウハウ“VISIONARY WORK DESIGN”を確立。個人及び法人向けに、キャリアデザイン、ブランディング、チームビルディング、リーダーシップ、ビジョン構築、モチベーションマネジメント等のテーマで、個別コーチングやワークショップ型研修、コンサルティングなどを提供。
著書「相手を巻き込む伝え方」(2019年・フォレスト出版)
井上 愉可里
青山学院大学社会情報学部プロジェクト准教授/ワークショップデザイナー育成プログラム事務局スタッフ/合同会社デジタルポケットデザイナー・ファシリテーター/ワークショップデザイナー
武蔵野美術大学にて空間演出デザインを専攻。グラフィックデザイナーとしてデザイン事務所に10年勤務後、創造・表現の場づくりに興味を持ち、以来NPOなどで子ども向けワークショップの企画開発・講師を務める。現在は、合同会社デジタルポケットでプログラミング言語「ビスケット」の開発・普及を行なっている。著書「ビスケットであそぼう」(2017年、翔泳社)、「できるキッズ子どもと学ぶビスケットプログラミング入門」(2017、インプレス社)
齋藤 美雪
青山学院大学大学院在学中に、苅宿俊文教授の指導を受け、動物園での来園者親子を対象としたワークショップの開発研究を行う。修了後はワークショップデザイナー育成プログラムで企画・運営、オンデマンド型映像教材の開発などに携わる。2020年3月以降、リアルタイム型オンライン授業の企画・運営にも取り組んでいる。
小山 由絵
青山学院大学社会情報学研究所特別研究員/ワークショップデザイナー・コーディネーター。ファシリテーター。
2015年に友人3人で立ち上げたWS団体「えんらえんら」にて、小学校や保育園、商業施設での妖怪かるたづくりWS等の企画運営をはじめる。のべ参加人数は約1500人(2021年現在)。2018年からは大田区立小学校の学校支援地域本部コーディネーターとして、毎年60講座以上になるサマースクールWSをコーディネート。現在は、子供向けWSのみならず、企業のインナーコミュニケーションや、ビジョン・ミッション策定浸透等を目的としたWS型研修の企画運営にも従事している。
講師一覧
- 石川 清隆
- 青山学院大学社会情報学研究所特別研究員/ワークショップデザイナー・コーディネーター
- 小島 潤子
- ワークショップデザイナー/フリーランス研修講師
- 田野 邦彦
- 演出家/ワークショップデザイナー/洗足学園音楽大学ミュージカルコース 准教授
- 武田 信彦
- うさぎママのパトロール教室主宰・安全インストラクター
- 田中 圭介
- 演出家/ワークショップファシリテーター
- 窪田 壮史
- 俳優/俳優指導者/ワークショップファシリテーター
- 河野 悟
- 俳優/ワークショップファシリテーター
- 小笠原 祐司
- 大学教員/中小機構人材支援アドバイザー
- 他多数
オンデマンド授業講師
- 西村 勇哉
- NPO法人ミラツク代表理事
- 坂倉 杏介
- 東京都市大学都市生活学部准教授
- 大月 ヒロ子
- ミュージアム・エデュケーション・プランナー。
- 増村 岳史
- アート・アンド・ロジック株式会社 取締役社長
- 山口 覚
- 津屋崎ブランチ代表/慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
- タキザワ ケイタ インクルーシブデザイナー・サービスデザイナー/筑波大学 大学院 非常勤講師
- 井澤 友郭
- こども国連環境会議推進協会 事務局長
- 清水 淳子
- デザインリサーチャー / 多摩美術大学 情報デザイン学科 情報デザインコース専任講師
- 丹羽 將喜
- マナビクス 代表/研修講師/ワークショップデザイナー
- 中西 紹一
- イノベーション・プランナー。
- 内田 まほろ
- 日本科学未来館 展示企画開発課長 キュレーター
- 関口 怜子
- ハート&アート空間 ビーアイ 代表
- 山田 元子
- 立体造形作家、スタジオげん代表
- 蓮 行
- 劇団衛星代表/劇作家、演出家、俳優
- 河井 理穂子
- 東洋大学情報連携学部 准教授
- 吉野 さつき
- 愛知大学文学部 人文社会学科 教授
- 米良 はるか
- READYFOR株式会社 代表取締役CEO
- 坂田 雄平
- 特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター 宮古市民文化会館プロデューサー
- 他多数
異分野の人と学ぶ
こんな人が受講しています
地域教育や学校支援にボランティアなどで関わっている方、
芸術家、教育やアートに関連している
行政・企業・公益法人・NPOなど関係団体の職員、
企業のCSRや研修の担当者、
その他対人サービスを担当している方など、広く対象としています。
企業人事・研修講師、公務員、アーティスト、学校教員、
医者、看護師、役者など、様々なフィールドや専門性を
持った人が集まるからこそ、できる学びあります。
地域教育や学校支援にボランティアなどで関わっている方、芸術家、教育やアートに関連している行政・企業・公益法人・NPOなど関係団体の職員、企業のCSRや研修の担当者、その他対人サービスを担当している方など、広く対象としています。企業人事・研修講師、公務員、アーティスト、学校教員、医者、看護師、役者など、様々なフィールドや専門性を持った人が集まるからこそ、できる学びあります。
大学で学ぶ