ワークショップデザイナー育成プログラム

青山学院大学社会情報学部
ワークショップデザイナー育成プログラム

大学でワークショップの理論と実践を学ぶ

About WSD

ワークショップデザイナー
育成プログラムとは?

ワークショップデザイナー®(WSD)とは、
「コミュニケーションの場づくりの専門家」です。
コミュニケーションを基盤とした参加体験型活動プログラム(ワークショップ)の、企画運営を専門として行うことができる人です。会社組織、医療、福祉、教育現場、地域コミュニティ、アートなどさまざまな、コミュニケーションを必要とする現場でその専門性が求められています。

ワークショップデザイナー育成プログラムは、
ワークショップデザイナーになることを目指す社会人向け履修証明プログラムです。
ワークショップの理論と実践を体系的に学ぶことができます。理論を学び、それを活かしながらワークショップを実施することで実践力をつけます。

もっと見る
専門実践教育訓練給付対象講座
学校教育法に基づく履修証明プログラム

Recommended こんな人におすすめ!

  • ワークショップの実践者になりたい
  • 既にやっているワークショップの質を向上させたい
  • ワークショップを体系的に学びたい
  • 共にワークショップを学ぶ仲間をつくりたい

  • 01

    ワークショップをワークショップで学ぶ

    多様なバックグラウンドの大人がグループになり、ワークショップをつくるというひとつの目的に向かって学んでいきます。他者と学びを共有することで、視点を広げたり、自分の当たり前に気づいたり、協働的な学びから、ワークショップの本質を探ります。

  • 02

    「ていねいな省察から学ぶ」

    オンライン・オフラインともに、自分の体験したことをていねいに省察することから学ぶスタイルを基本としています。素直に感じたこと、他者の視点から見えたこと、分析的に捉えることなど、学びの段階、内容に合った多様な手法での省察から、自分なりの学びを獲得できます。

  • 03

    「2回繰り返すことで学ぶ」

    「ワークショップの体験・企画・実践・省察」を2回繰り返すことで、経験を通じた「納得解」を導きだします。学んだ知識を経験と結びつけ、1回目の経験を2回目に活かしていくことで多角的に知識を捉え、実際に使ってみることを通して学びの深まりを体感できます。

コース紹介 Course

自身のライフスタイルに合わせて、コースを選択できます。

  • ORANGE

    オレンジコース

    通学9日間 オンライン4日間 オンデマンド授業

    こんな方におすすめ

    • Face To Faceの学びに価値を感じる方
    • オフライン、オンラインどちらのワークショップも実践したい方
    • キャンパスで学んでみたい方

    ※通学対面授業・リアルタイム型オンライン授業は土日となります。

  • BLUE

    ブルーコース

    通学0日間 オンライン20日間 オンデマンド授業

    こんな方におすすめ

    • 地方在住など、通学に負担がある方
    • 仕事や子育てなどで、土日に外出が難しい方
    • オンラインでの場づくりを重視したい方

    ※リアルタイム型オンライン授業は平日夜がメインとなります。
    (一部、土日もあります)

カリキュラムの流れ Carriculum

基礎理論科目

ワークショップの背景理論について、学習科学・社会学などの視点から講義とワークを通して学んでいきます。

ワークショップ実践科目Ⅰ

グループでワークショップの企画、実践、省察までを体系的に学びます。プログラムの中に、コミュニケーションを促進するための仕掛けを、どのように組み込むかなどを意識して取り組みます。

ワークショップ実践科目Ⅱ

企画・実践・省察の流れをもう一度繰り返すことで、理論と実践を結びつけ、さらに学びを深めます。ワークショップ実践科目Ⅱでは、特にファシリテーションのスキルアップを目指します。

総合科目

カリキュラム全体の振り返りとして、2回の実践での学びをワークショップを通して概念化していきます。

講座の概要

主催

青山学院大学社会情報学部

時間

120時間

期間

約3ヶ月間

開催時期

年間2期開講 ※詳細なスケジュールは年度毎に異なります。
1期 / 4月〜8月
2期 / 9月〜12月

コース紹介

▶︎オレンジコース
(通学対面授業8日間+リアルタイム型オンライン授業5日間+オンデマンド型オンライン授業)

▶︎ブルーコース
(通学対面授業0日間+リアルタイム型オンライン授業19日間+オンデマンド型オンライン授業)

人数

1期あたり120名程度(オレンジコース80名・ブルーコース 40名)

応募資格

高校卒業以上、及びそれと同等の学力があるとみなされた方

取得証明

青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了ワークショップデザイナー

受験料

5,000円(非課税)

プログラム受講料

278,000円(非課税)

プログラム受講料

オレンジコース・ブルーコースともに
278,000円(非課税)

本プログラムは 専門実践教育訓練給付金制度認定講座です。

最大80%(※受講料278,000円(非課税)に対して)

222,400 給付

給付額

  1. 専門実践教育訓練給付金の支給対象者のかたは、講座を期限内に終了した場合=139,000円(受講料の50%)
  2. 修了時に雇用保険の被保険者である場合および終了後1年以内に雇用保険に加入した場合=194,600円(受講料の70%)
  3. 2に加え、訓練修了後の賃金が受講開始前の賃金と比較して5%以上上昇した場合=222,400円(合計して受講料の80%)

※当該訓練講座の詳細は、明示書をご参照ください。

※専門実践教育訓練のご質問については、最寄りのハローワークにお問い合わせください。
また、詳細な制度説明とパンフレットについてはハローワークインターネットサービスのホームページをご覧ください。

※3の条件は2024年10月以降に開講の講座に適用されるため、本プログラムの場合は、2025年度受講生から該当します。

※教育訓練給付金については、厚生労働省のホームページをご覧ください。

こんな人が受講しています

  • フィールド
  • 年齢

企業人事・研修講師、公務員、アーティスト、学校教員、医者、看護師、役者など、様々なフィールドや専門性を持った人が集まるからこそ、できる学びあります。
年齢層も20代~60代まで幅広く、様々な経験値の人がフラットな関係性の中で学んでいます。

修了生の声

  • 山本 拓史

    オンラインだからこそ生まれた、自分の思考の幅

    企業系 広告関連企業 コミュニケーションプランナー

    ブルーコースはすべてがオンラインだったということもあり、起こる出来事はすべて「画面越し」でした。そういう状況だったからこそ、その時々で、目に見えているものや相手が発している言葉の向こう側に隠れている真意のようなものの存在を感じ取ることの重要性を学びました。<br>修了後は、ワークショップに限らず仕事や日常生活でも、まず目の前で起こっていることをありのままに受け止めてしっかり傾聴しさらにその奥を感じようとすることで、相手への理解が深まり、自分の思考にも幅が生まれたように思います。

  • 松川 由佳

    多様な職種が集まる場で活きる、「合意形成のエクササイズ」

    介護・福祉系 介護・福祉専門 採用コンサルタント

    介護士・ケアマネジャー・看護師・管理部門など様々な立場や専門職がいる介護・福祉職で、多様な意見をまとめていくことに学びが活きていると感じています。一人ひとりの当たり前は違うという前提があり、その違いを意識しながら新しいものを創っていく、みんなで合意形成をしていくプロセスを体系的に学べ、身をもって体験(実践)できるので、その経験がお客様とのディスカッションの場や、コンサルティング、人との人間関係など様々な場面に活かせているなと感じています。

  • 廣木 葵

    WSDで身に染みて感じた、丁寧にデザインする重要性

    アート系 女優/モデル/振付師/演劇・ダンス講師

    プログラムをデザインする上で、段階的に難易度を上げていくことやモデリングの重要性など、細かな参加保証する仕掛けや足場かけを意識することの重要性を、実践しながら学びました。
    受講後は、かなり時間をかけてデザインをするようになり、繋がりのあるワークショップを考えるようになりました。またワークの難易度も参加者によって異なるということを、WSDの授業を通して身に染みて感じたので、なるべく自分1人で考えるのではなく、周りから意見をもらうことで、沢山の気づきを得られています。

多彩な講師陣・ファシリテーター

  • 苅宿 俊文

    青山学院大学社会情報学部教授。Ph.D.(Ed)

    ワークショップに代表される協働的な学習を実践的に研究している。特に学校教育で展開されているアート系ワークショップの調査研究をしている。

    専門は、学習コミュニティデザイン論、学習環境デザイン論、教育工学。 リアルコミュニケーションツール「Vitamin Happyビタハピ」や「逆転時間ワークショップ」などでグッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞。著書には「ワークショップと学び」(編)[全3巻](東京大学出版会)など多数。

  • 中尾根 美沙子

    青山学院大学社会情報学部プロジェクト准教授/ワークショップデザイナー育成プログラム 事務局長

    NPO学習環境デザイン工房のスタッフとして、学校やミュージアムにてワークショップの企画・運営を多数実施。2008年より、ワークショップデザイナー育成プログラムの立ち上げに携わり、講師、カリキュラム設計、オンデマンド教材制作を行っているかたわら、ワークショップ、インストラクショナルデザインの研究に携わる。その他リアルコミュニケーションツールの開発にも関わり、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞など多数受賞。著書には、「ワークショップと学び」2,3巻(共著)など。

  • 佐伯 胖 ※オンデマンド授業のみ

    慶應義塾大学工学管理工学科卒業、同大学院管理工学専攻修士課程修了後、米国ワシントン大学大学院心理学専攻に入学、1970年同博士課程修了(Ph. D.)1971年4月より東京理科大学理工学部助教授、1981年4月より東京大学教育学部助教授、同教授を経て2000年3月に東京大学を定年退官し、東京大学名誉教授となる。同年4月より青山学院大学文学部教育学科教授、2008年4月より、同社会情報学部教授、2013年3月に退職し、青山学院大学名誉教授となる。2012年4月より公益社団法人信濃教育会教育研究所所長、2015年4月より田園調布学園大学大学院人間学研究科子ども人間学専攻教授、2021年3月退職。

    主著:『幼児教育へのいざない』東京大学出版会2001年、『共感—育ち合う保育のなかで』(編著)ミネルヴァ書房2007年、『ワークショップと学び』(編著)[全3巻]東京大学出版会2012年、『子どもを「人間としてみる」ということ』(編著)ミネルヴァ書房2013年、『「子どもがケアする世界」をケアする』(編著)ミネルヴァ書房2017年、『ビデオによるリフレクション入門』(編著)東京大学出版会2018年、など。

  • 平田 オリザ

    劇作家・演出家・青年団主宰。

    こまばアゴラ劇場支配人。1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)で、AICT評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス国文化省よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエ受勲。

    東京藝術大学社会連携センター特任教授、大阪大学客員教授、四国学院大学学長特別補佐、(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事長、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマネージャー、BeSeTo演劇祭日本委員会委員長、日本劇作家協会副会長、日本演劇学会理事、(財)地域創造理事、東京芸術文化評議会評議員、文部科学省コミュニケーション教育推進会議委員(座長)。

  • 内山 厳

    青山学院大学社会情報学部プロジェクト教授/G office 代表

    1969年東京都生まれ。学生時代より俳優活動を始め、1995年に初舞台、2003年に初演出。HB Studio(New York)で演技技術を、RADA(London)で シェイクスピア演技を学ぶ。自身の活動のほか、子どもから大人までの演技や表現の指導にも携わる。また演劇活動と並行して、1997年より大学や企業研修の講師として活動を始める。 現在、官公庁や大手企業を中心に若手から管理職まで幅広い対象者に向けて、主にワークショップ型の研修を提供している。

講師一覧
小島 潤子
ワークショップデザイナー/フリーランス研修講師
田野 邦彦
演出家/ワークショップデザイナー/洗足学園音楽大学ミュージカルコース 准教授
武田 信彦
うさぎママのパトロール教室主宰・安全インストラクター
田中 圭介
演出家/ワークショップファシリテーター
窪田 壮史
俳優/俳優指導者/ワークショップファシリテーター
河野 悟
俳優/ワークショップファシリテーター
小笠原 祐司
大学教員/中小機構人材支援アドバイザー

他多数

オンデマンド授業講師
西村 勇哉
NPO法人ミラツク代表理事
坂倉 杏介
東京都市大学都市生活学部准教授
大月 ヒロ子
ミュージアム・エデュケーション・プランナー。
増村 岳史
アート・アンド・ロジック株式会社 取締役社長
山口 覚
津屋崎ブランチ代表/慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
タキザワ ケイタ
インクルーシブデザイナー・サービスデザイナー/筑波大学 大学院 非常勤講師
井澤 友郭
こども国連環境会議推進協会 事務局長
清水 淳子
デザインリサーチャー / 多摩美術大学 情報デザイン学科 情報デザインコース専任講師
丹羽 將喜
マナビクス 代表/研修講師/ワークショップデザイナー
中西 紹一
イノベーション・プランナー。
内田 まほろ
日本科学未来館 展示企画開発課長 キュレーター
関口 怜子
ハート&アート空間 ビーアイ 代表
山田 元子
立体造形作家、スタジオげん代表
蓮 行
劇団衛星代表/劇作家、演出家、俳優
河井 理穂子
東洋大学情報連携学部 准教授
吉野 さつき
愛知大学文学部 人文社会学科 教授
米良 はるか
READYFOR株式会社 代表取締役CEO
坂田 雄平
特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター 宮古市民文化会館プロデューサー

他多数

よくある質問

お申し込み・お支払いについて

ワークショップデザイナー育成プログラムの受講資格・受講条件は何かありますか?

最終学歴が高校卒業以上(同等以上の学力があると認められる方を含む)です。出願の際、最終学歴の卒業証明 書または卒業証書のコピーが必要になります。

ワークショップデザイナー育成プログラムを受講するにあたって、選考試験はありますか?

あります。提出していただく書類審査(願書、小論文)とオンライン面接にて、総合的に判断します。

選考試験には、受験料が必要ですか?

受験料は5,000円(非課税)です。詳しくは出願申請をご覧ください。

受講料の支払い方法を教えてください。

振込での一括払いになります。また、振込明細書をもって領収書と代えさせていただきます。振込後の受講料の返還はいかなる場合でもできませんのでご注意ください。

受講を始めてから追加料金等がかかることはありますか?

ありません。ただし、通学対面授業の交通費とオンライン授業の通信費は自己負担となります。

自分が専門実践教育訓練給付金制度の受給対象かわからないのですが、どうしたらいいでしょうか?

お住まいの地域(所轄)のハローワークにお問い合わせください。

受講について

受講するためにはパソコンが必要ですか?

オンライン授業があるため必要です。リアルタイム型オンライン授業はzoom を使用します。zoom に接続できる インターネット環境があり、ノートパソコン・デスクトップパソコンであれば受講できます。スマートフォン、タ ブレットでの受講はご遠慮ください。

授業を欠席するとどうなりますか?

お仕事やご家庭の都合など、やむをえない理由で欠席される場合には、補講を受けていただき、出席を代替するこ とが可能です。

オンデマンド授業には、課題がありますか?

課題は、教材ごとに出題されます。600 〜1,200文字のレポートが中心になります。

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