2025年度(43・44 期)

お申し込み

ワークショップデザイナー育成プログラム

大学でワークショップの
理論と実践を学ぶ

青山学院大学社会情報学部
ワークショップデザイナー育成プログラム

About WSD

ワークショップデザイナー
育成プログラムとは?

ワークショップデザイナー®(WSD)とは、
「コミュニケーションの場づくりの専門家」です。
コミュニケーションを基盤とした参加体験型活動プログラム(ワークショップ)の、企画運営を専門として行うことができる人です。会社組織、医療、福祉、教育現場、地域コミュニティ、アートなどさまざまな、コミュニケーションを必要とする現場でその専門性が求められています。

ワークショップデザイナー育成プログラムは、
ワークショップデザイナーになることを目指す社会人向け履修証明プログラムです。
ワークショップの理論と実践を体系的に学ぶことができます。理論を学び、それを活かしながらワークショップを実施することで実践力をつけます。

専門実践教育訓練給付対象講座
学校教育法に基づく履修証明プログラム

Recommended こんな人におすすめ!

  • ワークショップの実践者になりたい
  • 既にやっているワークショップの質を向上させたい
  • ワークショップを体系的に学びたい
  • 共にワークショップを学ぶ仲間をつくりたい

  • 01

    ワークショップをワークショップで学ぶ

    多様なバックグラウンドの大人がグループになり、ワークショップをつくるというひとつの目的に向かって学んでいきます。他者と学びを共有することで、視点を広げたり、自分の当たり前に気づいたり、協働的な学びから、ワークショップの本質を探ります。

  • 02

    「ていねいな省察から学ぶ」

    オンライン・オフラインともに、自分の体験したことをていねいに省察することから学ぶスタイルを基本としています。素直に感じたこと、他者の視点から見えたこと、分析的に捉えることなど、学びの段階、内容に合った多様な手法での省察から、自分なりの学びを獲得できます。

  • 03

    「2回繰り返すことで学ぶ」

    「ワークショップの体験・企画・実践・省察」を2回繰り返すことで、経験を通じた「納得解」を導きだします。学んだ知識を経験と結びつけ、1回目の経験を2回目に活かしていくことで多角的に知識を捉え、実際に使ってみることを通して学びの深まりを体感できます。

コース紹介 Course

自身のライフスタイルに合わせて、コースを選択できます。

  • ORANGE

    オレンジコース

    通学9日間 オンライン4日間 オンデマンド授業

    こんな方におすすめ

    • Face To Faceの学びに価値を感じる方
    • オフライン、オンラインどちらのワークショップも実践したい方
    • キャンパスで学んでみたい方

    ※通学対面授業・リアルタイム型オンライン授業は土日となります。

  • BLUE

    ブルーコース

    通学0日間 オンライン20日間 オンデマンド授業

    こんな方におすすめ

    • 地方在住など、通学に負担がある方
    • 仕事や子育てなどで、土日に外出が難しい方
    • オンラインでの場づくりを重視したい方

    ※リアルタイム型オンライン授業は平日夜がメインとなります。
    (一部、土日もあります)

カリキュラムの流れ Carriculum

基礎理論科目

ワークショップの背景理論について、学習科学・社会学などの視点から講義とワークを通して学んでいきます。

ワークショップ実践科目Ⅰ

グループでワークショップの企画、実践、省察までを体系的に学びます。プログラムの中に、コミュニケーションを促進するための仕掛けを、どのように組み込むかなどを意識して取り組みます。

ワークショップ実践科目Ⅱ

企画・実践・省察の流れをもう一度繰り返すことで、理論と実践を結びつけ、さらに学びを深めます。ワークショップ実践科目Ⅱでは、特にファシリテーションのスキルアップを目指します。

総合科目

カリキュラム全体の振り返りとして、2回の実践での学びをワークショップを通して概念化していきます。

受講料

オレンジコース・ブルーコースともに
248,000円(非課税)

本プログラムは専門実践教育訓練給付制度の指定講座です

専門実践教育訓練給付金の支給対象者の方は124,000円支給(受講料の50%)

※修了後、修了時に雇用保険の被保険者である場合及び修了後1年以内に雇用保険に加入した場合は、173,600円支給(受講料の70%)

※訓練修了後の賃金が受講開始前の賃金と比較して5%以上上昇した場合は、198,400円支給(合計して受講料の80%)


教育訓練給付制度とは

労働者や離職者が、自ら費用を負担して、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講し修了した場合、本人がその教育訓練施設に支払った経費の一部を受給する雇用保険の給付制度です。
※専門実践教育訓練給付金の詳細については、ハローワークインターネットサービスをご覧ください。

こんな人が受講しています

  • フィールド
  • 年齢

企業人事・研修講師、公務員、アーティスト、学校教員、医者、看護師、役者など、様々なフィールドや専門性を持った人が集まるからこそ、できる学びあります。
年齢層も20代~60代まで幅広く、様々な経験値の人がフラットな関係性の中で学んでいます。

修了生の声

  • 36期生山本 拓史

    オンラインだからこそ生まれた、自分の思考の幅

    企業系 広告関連企業 コミュニケーションプランナー

    ブルーコースはすべてがオンラインだったということもあり、起こる出来事はすべて「画面越し」でした。そういう状況だったからこそ、その時々で、目に見えているものや相手が発している言葉の向こう側に隠れている真意のようなものの存在を感じ取ることの重要性を学びました。
    修了後は、ワークショップに限らず仕事や日常生活でも、まず目の前で起こっていることをありのままに受け止めてしっかり傾聴しさらにその奥を感じようとすることで、相手への理解が深まり、自分の思考にも幅が生まれたように思います。

  • 36期生松川 由佳

    多様な職種が集まる場で活きる、「合意形成のエクササイズ」

    介護・福祉系 介護・福祉専門 採用コンサルタント

    介護士・ケアマネジャー・看護師・管理部門など様々な立場や専門職がいる介護・福祉職で、多様な意見をまとめていくことに学びが活きていると感じています。一人ひとりの当たり前は違うという前提があり、その違いを意識しながら新しいものを創っていく、みんなで合意形成をしていくプロセスを体系的に学べ、身をもって体験(実践)できるので、その経験がお客様とのディスカッションの場や、コンサルティング、人との人間関係など様々な場面に活かせているなと感じています。

  • 35期生廣木 葵

    WSDで身に染みて感じた、丁寧にデザインする重要性

    アート系 モデル/振付師/演劇・ダンス講師

    プログラムをデザインする上で、段階的に難易度を上げていくことやモデリングの重要性など、細かな参加保証する仕掛けや足場かけを意識することの重要性を、実践しながら学びました。
    受講後は、かなり時間をかけてデザインをするようになり、繋がりのあるワークショップを考えるようになりました。またワークの難易度も参加者によって異なるということを、WSDの授業を通して身に染みて感じたので、なるべく自分1人で考えるのではなく、周りから意見をもらうことで、沢山の気づきを得られています。